桜の下での納骨式
- NPO法人納骨支援の会

- 15 時間前
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年々開花宣言が早まっていますが、今年も桜が満開となり辺り一面春本番となりました。幹線道路では気温も暖かくなりバイクに乗るライダーが増えています。通勤時間帯の電車やバスでは新入社員や学生が増え、かなり混んでいます。毎年のことですが、この時期改めて感じるのは皆様も同じなのではないでしょうか。
今回は先日墓じまいされ永代供養墓へ納骨された方のお話です。
1.長い介護
2.墓じまい
3.桜の下で
1.統計では2025年の日本の65歳以上の人口が約3600万人、そのうち認知症患者数は700万人と実に5分の1になります。認知症の怖さは一人にさせられないことであり誰かが看ていなければなりません。今回納骨された方も13年前に親族が認知症になり介護を行うため生活がガラリと変わったそうです。有料老人施設など介護に掛かる費用負担は重く、車や自宅を売ってマンションに引っ越しされたとおっしゃってました。

2.介護施設を移るタイミングで今後のことを考え墓じまいを決められたそうで、そこから数年かけて色々勉強された様でした。施設に入っていらっしゃる親族の希望も踏まえつつ時間がない中で墓じまいを行こない、住職さんに発行して頂いた受入証明書を持って、ご自身で改葬のための行政手続きを行われました。
3.納骨式当日は快晴で、案内役として私が寺院に到着するとその方は既に境内の桜の木の下のベンチに座って待っていらっしゃいました。
「遺骨ってこんなに重いものなんですね」と、笑顔でお話になられたのが印象的でした。最初に本堂で法要が行われ、一緒に上がり般若心経を読経し、その後お墓に移って納骨が行われました。不思議なことに式の数十分間は、決して静寂ではないのですが雑音が耳には入ってこない、時間が止まったような隔たれた空間の中にいる様に感じました。式が終わると、「ありがとうございました」と安心されたご様子で桜やお墓の写真と撮っていらっしゃいました。
私にとっても記憶に残る桜の下での納骨式でした。




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