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28年目の納骨

更新日:2 日前

今まで特に気にすることがなかった28という数字。実は様々な分野で意味をもつ数字として使われています。28は完全数であり、ニッケルの原子番号であり、歴史や言語、風水その他多くの場所で28が現れます。ご興味のある方は調べてみてはでしょうか。

今回はお葬式後ずっと自宅で手元供養されていて漸く28年目に納骨された方のお話です。


1.1997年に・・・


2.昨年の夏


3.柔らかい言葉の中に


1.ある日、「市役所から聞いて納骨の相談なんですが」とお年を召された女性から電話があり30代で亡くなった息子さんの遺骨を納骨したいとのことでした。没年月日をお聞きすると平成9年とのことで一瞬「?」となりましたが、後で28年間手元供養されたんだとわかりました。28年前は1997年で、かなり激動の年です。大手証券会社や銀行が破綻し、消費税は5%になり金融不安真っ只中でした。方やアクアラインの開通、「もののけ姫」や「タイタニック」の大ヒット、香港の中国返還など、ダイアナ元イギリス皇太子妃が亡くなられたのもこの年です。働き盛りで亡くなられた息子さんの死因はわかりませんが色々と考えてしまいました。


2.実は昨年の夏に一度その方から電話を頂いていました。その時はお墓の資料がほしいということで資料をお送りしたのですが、他にも色々お探しになられたのか、そのまま時間が流れて行きました。


親子で手をつなぐ様子
手をつなぐ

3.納骨式も無事終わり証明書をお送りして2週間くらい経ったある日、その方から手紙が届きました。長年の思いや納骨できた嬉しさ、現在の心境、そして感謝のお言葉が綴ってあり、柔らかい、優しい言葉の中に28年の思いが伝わってきました。

何だか親子で手を繋いで歩いていらっしゃるような光景が頭に浮かびました。


 近年住宅事情の変化や無宗教化などで手元供養(自宅で保管)されている方は増加傾向で、しかも数年間手元供養されている方も相当数いらっしゃると言われています。しかしいつかは別の場所へ納めるときがきます。この方も長年手元供養されていて何か切っ掛けがあったのだと思います。ふとしたことで観ている世界が変わる、ふとしたことで自然と行動に移せる、ふとしたこと、それはチャンスです。それぞれの思いを込めて安心できる場所へ納めて頂けたら幸いです。


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NPO法人納骨支援の会
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