墓じまいとは

​ 墓じまいとは、お墓を管理する人がいない、遠方なのでお墓を護ることが出来ない、毎年費用が掛かるなど、様々な理由により今あるお墓の維持が困難になり、お墓から遺骨を取り出し墓石を撤去し、その敷地を更地にして、その墓地の管理者に返すことを意味します。墓じまいは勝手に行うことは出来ませんので、墓地の管理者とよく相談して行いましょう。墓じまいにあたっては、親族と菩提寺の住職さんに墓じまいすることに理解を得ることがカギとなります。慎重に、何度も話し合いをして、墓じまいで後々トラブルにならないように合意を得ることが重要です。

 墓じまいでご先祖の遺骨の納骨先として永代供養墓へ納めるのが一般的に多い傾向です。お墓参りを優先する改葬であれば現在お住まいの近くにお墓があるのが良いですが、墓じまいの場合は、その名の通りお墓じまい(終い)なのですから、後々もきちっとご先祖を供養してもらえる場所、ご自身に代わってご先祖を護ってもらえる場所を優先しましょう。

改葬の流れ

​ 改葬とは、遺骨を今安置している場所から別の場所へ移すことを意味します。近年墓じまいの増加により改葬も増えていますが、墓じまいやお墓の引越しと言っても様々なケースがあります。墓じまいやお墓の引越しは勝手に行うことは出来ず、手続きは市区町村での行政上の書類も必要となります。またお墓の墓じまいに伴い、墓じまいに関わる作業を行う業者(一般的には石材店)の下調べも重要です。墓じまいに関する情報は予め集めておきましょう。以下は、実家のお寺の墓を墓じまいし、新たなお墓へ遺骨を移す改葬の例を載せていますので、参考にして下さい。書類自体は難しいものではありませんので、ご自身で準備が可能です。分からない場合は市区町村役場で丁寧に教えてもらえますので、確認してみましょう。ご不明な点やご質問等ありましたら、お気軽にお電話下さいませ。(TEL0120-285-500)

​1菩提寺との話し合い

菩提寺の住職さん(霊園墓地の場合はその管理者)に改葬(墓じまいやお墓の引越し)する理由を伝え、今までお世話になったお礼と共に相談をしましょう。​またそのまま檀家を続けるのか、離檀するのかも予め決めておいて住職さんと話し合いをすることが重要です。出来れば最初の面談時は色々自分の意見や住職さんの意向を聞き、2回目、3回目の面談で結論をしっかり伝えて了解を得るのが良いでしょう。

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​3埋葬許可証の発行と書類準備

話し合いがまとまったら、現在墓地のある市区町村役場で改葬許可申請書を受取り、その申請書を墓地管理者に渡し、埋葬者名の記入と捺印をもらいます。

(複数の遺骨を移す場合、書類は1柱に1枚ですが、1枚で複数記入出来る場合もあります。書式は必ず市区町村で確認して下さい。*手数料がかかる所もあります)

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​5遺骨の取出し、墓石の撤去等

現在の墓地管理者と石材店との日程調整をして、実際に墓じまいを行い遺骨を受取ります。改葬に伴う閉眼供養や現在の墓石撤去や墓地の整理は事前に金額など打ち合わせをして後々墓じまいでトラブルにならないように行いましょう。離檀する場合で離檀料が必要な場合はこの時までにお渡ししましょう。

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​2改葬先を決める

1と平行して改葬先と墓じまい業者を探しましょう。(納骨先は寺院墓地か霊園か又は散骨や樹木葬なのか、お墓を希望の場合は新たに建てるのか、それとも永代供養墓や合祀墓、納骨堂にするのか等)(墓じまい業者は指定があるのか、ない場合は見積もりで金額や条件を比較し、作業可能日も確認) 引越し先を決めたらその墓地管理者から墓地使用許可証を受取り、受入証明書を発行してもらいましょう。(必要ない場合もありますので各市町村で確認下さい)

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​4改葬許可申請を行う

菩提寺で記入・捺印頂いた改葬許可申請書に改葬先の寺院名・住所を記入し、現在お墓がある市区町村役場に提出します。(受入証明書や埋葬証明書など改葬の仕方により必要書類が異なりますので必ず市区町村に確認して下さい。)申請が下りると、改葬許可証が発行されます(書類に不備があると二度手間になりますので気をつけましょう、また市区町村で発行手数料が掛かります)

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​6改葬先へ納骨

新しいお墓がある寺院の住職さんに改葬許可証を提出し納骨を行います。納骨日(出席出来る場合は人数や持ち物等を聞き、出席できない場合は後日なのか合同供養があるのか等)や開眼供養の有無なども事前に打合せは済ませましょう。また位牌の処分をお考えの方は新しい墓地の管理者へお焚き上げなどを依頼しましょう。

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