私自身字が下手なので、綺麗に書かれている字を見る度に、「この人は字が上手いな~」と感心しますが、「字が上手い」と一言で言っても、見る人によって上手い下手の判断に違いもあり、バランスのとれた綺麗な字体を好まれる人、達筆の行書が好きな人、楷書が好きな方など様々ですが、では、字が上手い方の共通した特徴はあるのでしょうか? 今回の 字は体を表す ですが、実際に納骨された方から感じたことをご紹介したいと思います。
1.書類に書かれた字は
2.納骨式の当日
3.一期一会
1.納骨を希望される方へは申込書をお送りし、必要事項にチェックやお名前を自署の上、返信頂いています。ある方から送られてきた封筒の住所、氏名の字がとても上手い字で、いい字を書く方だなと思いながら、手続きを進めて行く中で、色々なご相談やご質問のやり取りの中で、「あれ、この方は物事をきっちりされている方で心の強い方なのかな」と感じるようになりました。もちろん、お会いしたことがないのであくまでも想像ですが、、、。返信して頂いた書類も何度か確認する中で、「何となくこの字もそんな感じがするな」と思うようになりなした。
2.納骨式の当日、式の30分前にお寺に着くと、その方は既に境内でお待ちになられていました。足が不自由と聞いてましたが、何と自転車で来られたそうです。普通なら、電車やバスを利用されるところを、敢えて自転車でお参りすることで自身の心の強さ、誠意、そして感謝を示されているようでした。式が終わり途中まで一緒に雑談しながら歩いたのですが、言葉優しく、会話は的確できちっとした仕草など、この時、「やっぱり」と確信できました。字は体を表すと。私はまだまだですが、もっと詳しく研究されている方から見ると、字を見ただけで、その人の性格や健康状態、寿命までわかるそうです。恐ろしいですね。この歳で今更ですが、気づかせて頂き、教えて頂き感謝致します。
3.もちろん、全てが当てはまる訳ではありませんが、何となく自分で感じた範囲(随分アバウト)には入ることが分かりました。そう考えると字は自身の鏡とも言えます。日々電話で、色々なご相談があり、コロナ禍での悲しいお話しもあります。その中で実際にお会いできる方は更に少ないのですが、お会いできた方へは、一期一会の気持ちでお会いしています。まだ設立から日が浅いNPO法人ですが、利用下さる方々が増える度に、使命を感じます。その方々のためにも潰れる訳にはいきません。長くあり続けることが安心に繋がります。皆様の気持ちを胸に今後も頑張っていきたいと思います。
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