「先程納骨式が無事終わりました。本当にありがとうございました。」とお礼の電話を頂いたのは先日土曜の午後でした。明るく、本当に喜んでいらっしゃる声から、以前の印象と違い、お気持ちが晴れたんだと実感しました。今回は7回目の命日を前に納骨された方のお話しです。
(命日とは故人が亡くなった日のことを指し=没年月日です、毎年訪れるその日のことを祥月命日と呼んでいます、ここでは命日に統一して記載します)

1.7回目の命日までに
2.少し寂しい
3.お墓の前で・・・
1.「息子に探してもらって電話をかけたのですが・・・」と60代女性の方からの問い合わせでした。色々お話しをお聞きする中で、その方のご事情でお葬式をまともに行うことができず、その後も、手元供養されていたそうです。「7年目の命日までにお墓に入れてあげたい」「7年目の命日までにちゃんと供養してあげたい」という強い思いが叶い、今回無事納骨されました。
2.長年苦楽を共に頑張ってこられたのでしょう。手元供養もいつしか愛着がわき、納骨すると決められたときから「近くにないと、なんだか寂しい」と何回かおっしゃってました。
3.納骨式当日は別の仕事で立ち会えなかったのですが、住職さんにお聞きすると「ご親族8名でお越しになりました」とのことでした。今まで行われた納骨式で一番参列者が多いのではないでしょうか。
「納骨式の後、お墓の前で子供や孫たちと一緒にお茶を飲んで団欒しました」「今度墓参りに行く時は家から歩いて行ってみようかなと息子に言ったら、2日かかるよ と言われた」など、電話で嬉しそうに話されているのがとても印象的でした。本当に良かったと思いました。
この度はお礼の電話を頂戴し、NPOとしても個人的にも本当に嬉しく思います。他にも色々な声を頂いていますが、皆様から頂く声は、納骨支援活動を行ってきて本当に良かったと思いますし、今後の原動力にもなります。これからも納骨で困っている方々を全力でサポートして行きたいとあらためて感じました。
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