孤立死に関連する記事を見る度に、本当に悲しい気持ちになってしまいますが、誰にでも起こりうる可能性があり、他人事では済まされないのではないでしょうか。今後は更に増加傾向が予想されていますが、今回は一人暮らしで身寄りがない方の納骨について考えてみました。
1.繋がりを作っておく
2.納骨の生前予約をしておく
3.何かのために身分証を携帯する
4.身寄りがない方の納骨先は永代供養墓がお薦め
1.は、何でもいい(危ないのは辞めておきましょう)と思いますが、一人暮らしは寂しいものです。学生ならまだしも、年齢を重ねると、自分の意見を聞いてもらえる相手が恋しくなるそうです。安心できる相手はそう多くは無いと思いますが、気の合う人やちょっとした相談相手は見つかるはずです。ほんの少し一歩前に出て【繋がり探し】にTRYしては如何でしょうか?
2.は、「そんなのまだ後でいいよ」と言われる方も多いと思いますが、人間何時何が起こるか分かりません。納骨先を確保しておくことで、「何だか少し安心した」とか「これからをもっと楽しみたい」などとおっしゃる方もいます。また、
1に関係することですが、寺院や教会では月例行事で坐禅会や写経会、○○教室などを地域の方を集めて行われていますので、納骨の生前予約を機会に参加することで簡単に1つの繋がりを作ることが出来ます。
3.は、車を運転する場合に免許証を携行するのと同じで、外出時には、財布やポーチに「どこどこに遺書を残しています」とか「本人の希望書をどこどこに保管しています」などと書いたメモを携行することをお勧めします。これを携行しておくことで、後々スムーズに進むそうです。
4.は、既にご存知だと思いますが、身寄りがない方は永代供養墓への納骨がお薦めです。他のブログでも記載していますが、個別にお墓をお持ちの方も最終的には永代供養墓に移行して行きます。永代供養墓の特徴は(永代供養とは を参照)、費用が安い、毎年永年に渡り住職さんが供養を行ってくれる、宗教宗派は問わず誰でも納骨してもらえるという点です。
以上4点ですが、如何でしょうか?少しでも参考にして頂ければ幸いです。
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