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執筆者の写真NPO法人納骨支援の会

会話が出来なくても

 終活は幸福度を高める効果が高いと言われています。2009年にある雑誌に「人生の終わり方を考える活動」として終活という言葉が使われたのが始まりで2012年には流行語大賞にノミネートされメディアでも一大ブームとなりました。東日本大震災を経験し新型コロナウイルスと、想定外の事態に備える必要性が高まっています。「終活」という言葉が気になりはじめた時には、イベントなどに参加して情報収集から初めてみては如何でしょうか。今回は生前予約がテーマです。


1.いきなり過ちを犯してしまう


2.メラビアンの法則


3.気持ちは伝わる


.「私自身の死後の後始末を決めておきたいので見積もりをお願いします」とチャットでお問い合わせがあり、詳細をお聞きしようと電話を掛けたのですが、繋がらなかったため要点をまとめてメールで返信させて頂きました。その後またチャットで問い合わせがあり、自分が過ちを犯してしまったことに気付きました。「携帯は持っていますが喋ることが出来ないのでメールでお願いします」とあり、やってしまった と一瞬真っ白になりましたが、直ぐにお詫びのメールを返信しました。

.メラビアンの法則をご存知でしょうか?対面で得られる情報にはかなり多くのものがあります。その情報量の割合は、視覚情報が55%、聴覚情報が38%、残り7%が言語情報です。メールのやり取りだと7%しか分からず、他の手段もないので、初めてのケースでかなり悩みましたが細心の注意を払い、「死後の後始末を決めておきたい」というお気持ちを優先し、言葉を選んでメールを送りました。


.2週間後に申込書が届き、「気持ちが伝わった」と安心できました。あるいはそう思っているのは自分だけで、お申込者の方は最初から決めていらしたのかもしれません。とにかく言語情報だけでは本当に難しい、今回つくづく感じました。


「早めに準備を終わらせておきたい」「安心して人生を楽しく有意義に過ごしたい」そう考える方は増えています。今回お申し込みされた方は誰にも心配を掛けたくないという正義感、そして優しい方だと思います。まだまだ先の話ですが、いつかお手伝いできる日が来るまで、人生を謳歌して頂ければとスタッフ一同願っています。


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